自動化ツールは善なのか?それとも悪なのか?【コラム】

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ようやく、note専用ブラウザ「NoteViralBooster」のβ版をリリースすることが出来て、少しホッとしています。どうも、さぶじょぶることKasiriです。今回は、「自動化ツール」にまつわるちょっとしたコラムを書いていこうと思います。

ビジネス自動化の素晴らしさ

インターネット上でビジネス展開をしていくうえで、私たちは様々なソフトウェアやツールやWEBサービスを駆使して作業に取り組んでいます。商品やサービスを売る以外に宣伝・集客、ブランディングと複数の要素を絡めて売り上げを出していく訳ですが、その中で「攻略ツール」というのは物凄い破壊力を持った武器になります。

表面上で、与えられたものだけを使っている人が大半だと思いますが、実際のところ、数字を出していく人達は自分のビジネスに合わせて様々な工夫をしています。そして、独自で制作費の予算を取って自動化ツールを作っている人たちはとても多いです。

一見すると自動化ツールというと解りやすいツールを思い浮かべるかもしれませんが、アクセス解析ひとつだって分析を自動化している「自動化ツール」と言えます。

自動化ツールの利点とビジネスへの貢献

ここからは自動化ツールの利点やビジネスへの貢献について考えてみます。

自動化ツールの利点

自動化ツールの最大の利点はツールを駆使することで、労力を大幅に削減して残ったリソースを別のことに注げるというのが最大の利点です。例えば、SNSマーケティングをかけて行くうえでやり方を知っていていもアカウントが育っていなければ、その効果は半減してしまいます。そこで、SNSアカウントを育成してフォロワーを獲得していく訳ですが、アカウントを育てるにもやることは沢山あります。実際に日々の投稿やフォロワーの整理などコツコツと育てて行くことが大切になります。これは大幅にリソースを割く作業です。解りやすい事例としてSNSマーケティングを例に挙げましたが、こうした手間のかかる作業をいかにしてラクができるか(時間をかけずに行えるか)を再現してくれるのが自動化ツールを使う利点です。

自動化ツールのビジネスへの貢献

ビジネスにおいて自動化ツールを使う本来の目的は、マーケティンをかけた先のゴールです。最終目標は「収益=利益」であり、売り上げを伸ばしていくにはマーケティングの先にあるアクション「セールス」「クロージング」や、将来の利益の種となる「商品開発」にも労力を割かなくてはいけません。大きな利益を得るためには、様々な方法を使い業務改善を行っていき行動力にレバレッジをかけて行くことがとても大切な要素です。

レバレッジとは:
レバレッジは、本来投資用語で担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引する方法です。

日々膨大な作業がある中で、人間は24時間しか行動できません。その中には食事や睡眠、休暇と言った時間も必要になるため実質「行動」できる時間は限られています。

今の時代AIが一瞬で人間並みの記事を生成してくる時代ですから
マンパワーだけでどうにかする時代ではないと思います!

大きな成果を上げようとした場合、いかに効果的な行動を沢山とっていくかというのが大切になるので、減らせるリソースは限りなく減らしていくのが最善策です。

自動化ツールのデメリットと注意点

自動化ツールは効率化やタスクの自動化に役立つ一方で、
デメリットや注意点も存在します。

自動化ツールを使うデメリット

■クオリティの低下

自動化ツールはルーチン(繰り返しの作業)タスクを自動化するため、人間の創造性や判断力が必要なタスクには適していません。そのため、間違った使い方をすればコンテンツの品質を低下させてしまう可能性があります。

■予期せぬトラブル

自動化ツールを使っていると、プログラミングの不備や設定ミスなどで誤った情報やスパム的なコンテンツが自動的に吐き出されてしまい、フォロワーや顧客の信頼を損なう可能性があります。

プラットフォームの変更への対応

特にSNS系の自動化ツールなどでは多いことですが、相手側の仕様変更があると自動化ツールはそれらの変更に対応できないことがあります。これにより、ツールの効果が低下する可能性があります。最悪使用不能になるリスクもあるため、リスク分散は常に考慮しておかなければいけません。

■法的な問題

自動化ツールの使用がプライバシーや著作権などの法的問題に対応していない場合、法的トラブルを引き起こす可能性があります。

自動化ツールを使う時の注意点

自動化ツールは効率化やタスクの自動化に役立つ反面、過度の使用はスパム行為と見なされ、フォロワーや顧客との信頼を損ねる可能性があるため、慎重な制限が必要です。

さらに、生成されるコンテンツは、個別のニーズやフォロワーの関心に合わせてカスタマイズしていきターゲットに合わせたコンテンツを提供できるようにすることが重要です。これにより、フォロワーとの関係を強化し、価値を提供できる物であるべきですし、不適切な場合には対応も必要なので自動化ツールに頼りっぱなしというのは、絶対に避けるべきです。

また、コンプライアンスなどにも十分配慮し、自動化ツールの使用が法的規制に従っていることを確認する必要があります。特に、プライバシーや著作権に関連する法律は遵守することが不可欠です。

WEBサービス側への配慮と倫理

これがまた難しいところで、極悪なツールを作ろうとすればいくらでも作れるわけですが、もしそれをやってしまうと自分も相手も気付付けてしまう結果になります。例えばサービス運営側は自動化ツールをフルに使われることを想定してサービスを作っていません。普通に利用するユーザーが使いやすいように設計している中で、自動化ツールを使わせてもらっているという考え方が無いと、サービスやツールの寿命を縮める結果になります。

また、あまりにもひどい仕様で自動化ツールを作ってしまうと倫理的な観点から問題になってしまう事も考えられます。こうした制限の中で、いかに効果的なツールを作るのか、あるいわ作って提供するのかが開発者としては課題なのかなとも思います。現にX(旧Twitter)はBOT対策に追われていて、その対応に一番迷惑しているのが一般ユーザーであるという現象が起きています。これらはイタチごっこでもあるのですが、なるべくなら共存共栄ができる形が最善な形だと思います。

自動化ツールの将来展望

自動化ツールは、無くても別に良い物ではありますが、インターネットを攻略するうえで、あるとやっぱり便利なんですよね。最近では様々なAIツールも登場して、AIを活用した自動化ツールもたくさん出てきています。自動化ツールで一番の欠点であるクオリティに関してはAIをうまく活用すれば各段に上がります。単純にChatGPTがいくらでも文字を生成するというのも昔は文字を入れ替えたりして不自然な文章を吐き出してたのがより自然な文章を吐き出してくれるというように、ライティング系自動化ツールの究極の形ですし、そういった意味ではこれからも自動化ツールは進化していくと思います。

あとは「法的コンプライアンス」「倫理的な問題」の課題が残っていると思いますが、作る側としては凄く面白い時代になってきました。

色々と思うことは沢山ありますが、個人的にはこうした様々な問題点「法律」や「倫理的な問題」をクリアして、サービス運営側にもきちんと配慮しながら最大限の効果を生み出すツールを作っていくように心がけたいと思っています。

ちなみに、あなたはどんなツールがあったらうれしいですか?
良かったらコメント欄で聞かせてください。

 

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