X(旧Twitter) アカウントの4つの育成方向

Marketing

Xアカウント育成4つの方向性

X(旧Twitter)のアカウントには大きく分類して4つの方向性があります。

Xアカウントそれぞれの育成概要

以下、

  1. メインアカウント系:個人・企業などそれぞれメインとなるアカウントです。
  2. サブアカウント系:メインアカウントから派生したアカウント
  3. ジャンル特化系:ジャンルに特化した情報を配信するアカウント
  4. 相互・拡散系:フォロワー獲得に特化したアカウント

大まかに分類すると、この4つの方向性があります。

育成方針の違いについて

①メイン系・サブ系の場合

メインアカウントをゼロから育成していく場合、ブランディングを意識しながらアカウントを育成していく必要があり日々の発信内容も自身のブランド(最終的にフォロワーに提供したい内容 ⇒ 最終目的)に合わせた内容をポストしていきます。ゼロベースでメインアカウントを作っていく場合、成長スピードは遅めです。

サブアカウントでは、メインアカウントからの派生したアカウントですから、メインと連携して育てて行くことができます。両者ともに自身のブランドに合わせたアプローチをしていきます。


これは、私自身の場合の一例ですが、はじめは個人のアカウント(メインアカウント)を作成してある程度フォロワーが増えてきたのでもう一つアカウントを作成して、自身の活動に関するアカウントを一緒に回しています。公式アカウントとしてますがツールテストも兼ねたBOTです。

個人の場合の一例

個人アカウント(メイン)⇔ 【公式】アカウント(サブ)

企業の場合だと、メインは私とは逆の立ち位置になります。

企業の場合の一例

企業公式アカウント(メイン)⇔ スタッフアカウント(サブ)

このように、両者が連携して情報を発信していくことで、各アカウントの印象や方向性を極端にかわすことなく相乗効果を得ることが可能になっていきます。

②ジャンル特化系の場合

ジャンル特化の場合は一貫して、提供したい情報を投稿していきます。この方向性の場合ニーズによって成長スピードは大きく変わってきます。需要が多い物なら当然成長スピードが速くなり、トレンドに大きく左右されるものでもあります。例えば最近ならAI関連を発信すればインプレッションも伸びる傾向があるのでアカウントの育成は容易いですがニッチなジャンルだとトレンド系に比べるとどうしても遅くなりますし埋もれてしまいます。ニッチなジャンルのアカウントを育成させていくには特化した内容以外にもインプレッションを集める投稿で露出度を増やしていくとアカウントが成長しやすくなっていきます。

③相互・拡散系の場合

こちらは、特にありません。単純にフォロワーを増やしたい人を集めて行くだけなので相互フォロー系の投稿やRT(リポスト)をしていけば時間経過と共に増えて行きます。

ブラックハット的な戦略

X(旧Twitter)に限らずSNSマーケティングを攻略していくうえでフォロワー数が多い方が有利になるのは誰もが理解していると思います。日々試行錯誤してフォロワーの獲得にいそしんでいると思いますが、ここでブラックハット的なちょっとズルいやり方は、インフルエンサーと呼ばれるような方の中には、フォロワーを買っている人がいたり、育成済のアカウント自体を購入している人もいます。これについては賛否両論ありますし、メインアカウントでフォロワーを購入した場合は嫌われる傾向もあります。そこは状況次第にもなりますが、育成済のアカウントを購入せずとも、自身で用意することだって可能です。例えば、成長させやすい「相互・拡散系」のアカウントを自身で作成してある程度フォロワーが増えたところでジャンル特化やサブ垢に転生させるという事です。

リソースとコストの削減

SNSマーケティングは、通常であれば使えるレベルになるまでにある程度の時間と手間が必要です。半年から1年くらいかけて徐々にフォロワーを増やしていきやっと使えるレベルになるかなと言ったところが体感で通常の成長スピードかなという印象がありますが、なるべくならSNSマーケティングに時間や労力を奪われて本来SNSマーケティングの先につばげたい部分の本分がおろそかになってしまっては元も子もありません。

BOTを使ったアカウント育成事例

賛否両論あると思いますが、BOTを回すとフォロワーが勝手に増えて行くのは事実です。

個人的まとめ

個人的な感想として、メインアカウントの育成に関しては、それこそ長期的な視点で育てて行くのが一番王道でありベストな戦略だと思います。ただし、クオリティの高い投稿を維持するのにAIツールを活用したり、自動化したりといった工夫をするとSNSにかけるリソースを減らしながら質の高い投稿が作れると共にアカウントの成長スピードが上がっていくと思います。

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